マイクロコードアップデートについて調べて見た

しばらく前だが、マイクロコードアップデートがあったらしいことを知った。
MSのサイトの記事だと、このあたり。
http://support.microsoft.com/kb/936357/en
この記事をいきなり読んでも関連の情報が良く分からなかったので、もうちょっと分かりやすい記事を探して見ると、これあたりがよさげ。
http://www.marbacka.net/asm64/arkiv/bios_microcode.html
要するに、

  1. Intel(に限らないが)のCPUのマイクロコードにはバグがある。
  2. ボードのBIOSをアップグレードしてマイクロコードにパッチを当てるようにする。このパッチというのは電源が切れると消えてしまうものらしい。
  3. MSはWindowsUpdateでこのパッチを流した。XPに対しては、2007年9月とか。W2Kはほって置かれている模様。

本来は、ボードのBIOSにマイクロコードのパッチを組み込むのがスジだが、それでは全数に対策するのはムリということで、OS自体にマイクロコードのパッチを取り込んでしまったということのようだ。

で、Windowsはこれでオッケーになったわけだが、オープンソースなOSたちは大丈夫なんだろうか、先の記事によれば、Linux Kernelのコードには、マイクロコードのパッチのコードが含まれているそうだが。

(さらに続く予定)